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北海道の建物で秋冬に急増する「内部結露カビ」|企業・施設が今から備えるべき理由

8月28日
読了時間: 8分

はじめに|北海道のカビ問題は「梅雨」ではなく「冬」から始まる

本州では6月から7月の梅雨どきにカビ相談が集中しますが、北海道にはそもそも梅雨がありません。そのため「うちは湿気が少ないからカビとは無縁」と考えている経営者様や施設のご担当者様も多いのではないでしょうか。


しかし実際には、北海道の建物は本州とはまったく違う理由でカビが発生しやすい環境にあります。それが、9月から本格化する朝晩の寒暖差と、冬の暖房によって壁の中や天井裏で起こる「内部結露」です。窓ガラスの結露は目で見て気づくことができますが、内部結露は壁を開けるまで気づかないまま静かに進行し、春先になって初めてカビ臭や壁紙の変色、床のきしみといった形で表面化するケースが少なくありません。


本記事では、なぜ今の時期から北海道の建物でカビ対策を考えるべきなのか、そして放置した場合にどのような影響が及ぶのかを、オフィス・食品工場・医療福祉施設・教育施設・マンション管理といった視点も交えて解説します。


なぜ北海道の建物は結露に弱いのか


北海道の住宅やビルは、厳しい寒さに耐えるため全国でも屈指の高気密・高断熱仕様で建てられています。二重窓や厚い断熱材のおかげで暖房効率が高く、光熱費を抑えられるという大きなメリットがあります。


ところが、この「隙間の少なさ」こそが結露リスクを高める要因にもなります。冬場、室内は暖房でしっかり温められる一方、外壁の内側や天井裏、床下は外気に近い低温のままです。この温度差がある境目に室内の湿った空気が入り込むと、空気中の水分が冷やされて水滴に変わります。ちょうど、冷たい飲み物を入れたコップの表面に水滴がつくのと同じ現象が、壁やダクトの中という目に見えない場所で起きているとイメージするとわかりやすいかもしれません。


さらに近年は暖房効率を重視するあまり、24時間換気設備が止められていたり、フィルターの目詰まりで十分に機能していなかったりするケースも見受けられます。換気が不足すると室内で発生した湿気の逃げ場がなくなり、内部結露を後押ししてしまいます。人の呼吸や調理、加湿器の使用によっても室内の湿度は上がりますので、暖房と換気のバランスが崩れた建物ほどリスクが高まる傾向にあります。


よくある誤解|「見た目がきれいだから大丈夫」ではない


内部結露によるカビは、天井裏、外壁内、床下、空調ダクトの内部など、日常の清掃では手が届かない場所で進行します。表面のクロスや床がきれいに見えていても、その裏側でカビが繁殖していることは珍しくありません。


特に注意したい箇所としては、空調ダクトや換気扇の内部(送風のたびに胞子が拡散するおそれがあります)、天井裏や小屋裏の断熱材周辺、外壁に面した部屋の隅や家具・什器の裏側、水回りに近い壁内部や配管の貫通部分などが挙げられます。


また、市販のカビ取り剤で表面の黒ずみを落としても、原因となる湿気そのものが解消されていなければ、数か月から一年ほどで同じ場所に再発することが多いのも特徴です。表面だけを繰り返し処理するよりも、なぜそこに湿気がたまるのかという原因を確認することが、結果的に手間もコストも抑えることにつながります。

施設別に見る、放置した場合の影響


カビの問題は建物の種類によって、実務上の影響がまったく異なります。


オフィス・店舗の場合、来客や従業員が「なんとなく臭う」と感じる空間は、企業イメージや働きやすさに直結します。特に冬場は寒さで窓を開けにくい北海道では、空気がこもりやすく、来客対応スペースや会議室のにおいがクレームにつながることもあります。


食品工場・厨房の場合、衛生管理基準に直結する問題です。空調ダクトや天井裏のカビは、製品への異物混入リスクや、衛生監査での指摘事項につながりかねません。


病院・クリニック・介護施設の場合、抵抗力の弱い患者様やご高齢の入居者様が長時間過ごす空間だけに、室内の空気環境には特に高い配慮が求められます。


学校・保育園・幼稚園の場合、多くのお子様が集団で長時間過ごす場であり、施設側の衛生管理体制そのものが保護者からの信頼に関わります。


マンション・アパートの管理組合や大家様の場合、共用部や空室での内部結露カビは、入居者様からのクレームや退去、資産価値の低下につながる可能性があります。特に不動産の原状回復や引き渡し前にカビが発覚すると、対応に時間と費用がかかることもあります。


このように、内部結露カビは単なる衛生上の話にとどまらず、企業の信用、施設の運営、資産価値にまで影響しうるリスクとして捉える必要があります。

自分たちでできるセルフチェックのポイント


専門的な調査を依頼する前に、施設の管理担当者様ご自身で確認できるポイントもあります。次のような様子が見られる場合は、内部結露が進行しているサインかもしれません。


・冬場、窓のサッシ周辺やコーキング部分に黒い点々が出てくる

・押入れやクローゼット、書庫の奥、収納の隅から時々カビ臭がする

・エアコンや換気扇の吹き出し口からつけた瞬間ににおいがする

・外壁に面した部屋の隅の壁紙がわずかに浮いている、または色が濃くなっている

・去年と同じ場所に、毎年同じようにカビや黒ずみが出てくる


これらはいずれも軽い症状のうちに見つかる代表的なサインです。ひとつでも心当たりがある場合は、被害が広がる前の早めのご相談をおすすめします。


道内エリアによる違いにもご注意を


北海道は道央・道南・道東・道北で気候特性が異なり、日本海側は雪の量が多く、内陸部は寒暖差が特に大きいなど、地域ごとの傾向があります。積雪の多い地域では屋根や軒下からの雪解け水の侵入、寒暖差が大きい地域では窓まわりの結露量が増えるなど、建物にかかる負担のかかり方も変わってきます。同じ「内部結露」という現象でも、立地や建物の構造によって弱点となる箇所は異なりますので、実際の状況は現地での確認が欠かせません。

今のうち(9月・10月)に動くべき理由


内部結露は、外気温が下がり始め暖房を使い始める時期から進行します。北海道では例年、朝晩の冷え込みが強まる9月頃から暖房シーズンに向けた準備期間に入ります。


つまり、本格的な寒さが来る前のこの時期こそ、換気設備の点検や建物内部の状態確認を行う最適なタイミングです。カビが繁殖してから対応するよりも、原因となる湿気の滞留箇所を事前に把握し対策しておく方が、結果的に費用や手間を抑えられる可能性が高いといえます。


すでに「なんとなく臭いが気になる」「毎年同じ場所にカビが出る」「エアコンをつけると嫌なにおいがする」といったお悩みをお持ちの場合は、症状が軽いうちにご相談いただくことをおすすめします。


カビバスターズ北海道によるサポート内容


カビバスターズ北海道では、独自のMIST工法®により、原因調査から除去、再発防止までを一貫してサポートしています。


まず含水率測定や現地の構造確認を通じて、なぜその場所でカビが発生しているのかという根本原因を調査します。表面を清掃するだけでは、湿気の逃げ場がない限り再発を繰り返してしまうためです。


原因を特定したうえで、食品添加物由来の薬剤を用いたミスト処理により、天井裏や壁内部、ダクトの奥深くまで薬剤を浸透させ、カビの根絶を図ります。薬剤は排水試験による安全性の確認も行われており、人や環境への負担を抑えながら施工できる点が特長です。


仕上げには微粒子ミストによる除菌を行い、施工後も再発しにくい環境づくりをご提案します。対象はオフィス、食品工場、病院・クリニック、介護施設、学校、マンション・アパート、一般住宅、さらには橋梁や風力発電所といった特殊なインフラ施設まで幅広く、北海道全域に対応しています。

ご相談から施工までの流れ


初めてご連絡いただく際は、まず電話・フォーム・LINEのいずれかで現在の状況(気になるにおいや症状が出ている場所、建物の種類など)をお伺いします。


次に、可能な範囲で現地を確認し、含水率測定や目視での構造確認を行いながら、カビの発生範囲と原因となっている湿気の経路を調査します。


調査結果をもとに、施工内容と料金をご提示いたします。建物の規模や被害の程度によって内容が異なるため、まずは調査を踏まえたお見積りをご確認いただいたうえで、施工に進むかどうかをご判断いただけます。


施工では、原因箇所への対処とあわせてMIST工法®によるミスト処理を行い、仕上げに微粒子ミストでの除菌を実施します。営業中の施設や入居者様がいる建物では、稼働状況やスケジュールに配慮しながら進めることも可能です。


施工後は、換気の使い方や日常でできる湿気対策についてもあわせてご案内し、再発しにくい環境づくりをサポートいたします。


よくある質問


Q.見積もりや現地調査だけの依頼も可能ですか。

A.はい、現状を把握したいという段階でのご相談も承っております。調査の結果、対策が不要と判断される場合もございます。


Q.相談だけでも対応してもらえますか。

A.はい、まずは現状をお伺いするところから始めています。無理な勧誘は行っておりませんので、気になる段階でのご相談で構いません。


Q.築年数が新しい建物でも内部結露は起こりますか。

A.高気密・高断熱の新しい建物ほど、換気のバランスが崩れた際に湿気がこもりやすい傾向があります。新築だから安心とは限らない点にご注意ください。


Q.北海道全域に対応していますか。

A.札幌市を拠点に、北海道全域のご相談に対応しております。まずはお電話やフォーム、LINEにてお気軽にご連絡ください。


まとめ|まずは現状を知ることから


北海道の建物にとって、カビ対策は梅雨のない夏を乗り切ることではなく、寒暖差の大きい秋から冬にかけての内部結露にどう備えるかがポイントになります。見えない場所で進行する分、気づいたときには対応範囲が広がっていることも少なくありません。


「うちは大丈夫だろうか」と少しでも気になった際は、まずは現状の確認だけでもお気軽にご相談ください。お電話(090-8957-8975)、お問い合わせフォーム、LINEのいずれからでもご連絡いただけます。北海道全域の企業様・施設様、そしてご家庭からのご相談をお待ちしております。

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