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赤ちゃん・子どものいる家のカビ対策|札幌の子ども部屋・おもちゃ・ベビー用品

10月9日
読了時間: 12分

更新日:1 日前

赤ちゃんや小さな子どものいる家では、大人だけの暮らしとはカビ対策で気をつけたい場所が変わります。床に近い高さで過ごす時間が長いこと、おもちゃやマグなど口に入る物が多いこと、そして子ども用品には水を使う物、汚れやすい物、しまい込む物が多いことが理由です。

札幌の冬は外が氷点下になる日が多く、暖房した室内との温度差で窓や外壁側に結露が起こりやすくなります。子ども部屋やベビーベッドをどこに置くかは、寝ている間の空気環境にも関わります。この記事では、子ども部屋の配置、お風呂のおもちゃやマグの手入れ、床のマットやベビー用品の保管まで、場所ごとに見直しのポイントを整理しました。

健康面の判断は、この記事の範囲ではありません。子どもの体調で気になることがある場合は、かかりつけの医療機関にご相談ください。ここでは、住まいの湿気とカビを減らすための具体的な手順に絞ってお伝えします。

この記事の結論 赤ちゃんや小さな子どものいる家では、床に近い高さ、口に入る物、窓と外壁の冷えという3つの視点でカビ対策を見直すと、優先すべき場所がはっきりします。札幌では12月から3月の夜間に日最低気温の平均が氷点下になるため、子どもが眠る場所を窓や外壁から離し、朝の結露を拭き取る習慣が特に大切です。

子どものいる家でカビ対策の優先順位が変わる理由

大人は立ったり椅子に座ったりして過ごしますが、赤ちゃんや幼児は床の上をはい、床に座って遊び、床に近い高さで眠ります。床付近は部屋の中でも温度が低くなりやすく、窓からの冷気も床に沿って流れてきます。温度が低い場所は相対湿度が上がるため、床に置いたマットの裏や、壁際に置いたおもちゃ箱の中は、部屋の中央より湿気がこもりやすい場所です。

また、子ども用品には水を使う物が多くあります。お風呂のおもちゃ、ストロー付きのマグ、水筒、哺乳びん、おしり拭きのケース、加湿器、洗って乾かす途中の布おむつやスタイ(よだれかけ)などです。水が残ったまま閉じた場所に置くと、パッキンの溝や中空のおもちゃの内側でカビが育ちます。

さらに、ベビーカー、チャイルドシート、ベビーバス、サイズアウトした衣類など、使う時期が限られて長くしまい込む物も多いのが子育て世帯の特徴です。しまう前の乾かし方と、しまう場所の選び方が、次に使う時の状態を左右します。

子どものいる家の3つの視点

札幌の冬の子ども部屋|ベッドの位置と窓の結露

気象庁の平年値では、札幌の日最低気温の平均は12月から3月まで氷点下となり、1月と2月はマイナス6℃台です。暖房した部屋の窓ガラスやサッシ、外壁に面した壁の表面は、夜から明け方にかけて冷やされ、室内の水蒸気が水滴になって付きます。子ども部屋で朝に窓がびっしょり濡れているなら、そのすぐそばで子どもが眠っていることになります。

札幌の月別 平均気温と日最低気温の平年値

図:札幌の月別 平均気温と日最低気温の平年値。12月から3月は日最低気温の平均が氷点下になります。夜間から明け方にかけて窓や外壁が冷え、子ども部屋の窓際で結露が起きやすい時期です。 出典:気象庁「過去の気象データ検索」札幌 平年値(1991〜2020年)

出典:気象庁「過去の気象データ検索」札幌 平年値(1991〜2020年)

ベビーベッドや子どもの布団は、できるだけ窓の真下と外壁にぴったり付く位置を避け、室内側の壁寄りに置くことをおすすめします。外壁側に置くしかない場合は、壁から10cm程度離し、ベッドの下に物を詰め込まず、空気が通るようにします。カーテンが結露した窓に触れて濡れていないかも、朝の確認項目に入れてください。

室温と湿度の目安としては、国(こども家庭庁)の「保育所における感染症対策ガイドライン」に、保育室の室温は夏26〜28℃、冬20〜23℃、湿度60%という目安が示されています。家庭は保育所とは条件が違いますが、冬の子ども部屋を考える参考になります。湿度を上げすぎると窓の結露が増えるため、加湿器を使う家庭では、窓の状態と温湿度計の数字を両方見ながら調整するのが現実的です。

出典:こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版、2023年5月一部改訂)」

確認する場所

朝のチェックポイント

見つけた時の対応

窓ガラス・サッシ

水滴が下枠にたまっていないか

吸水タオルで拭き取り、下枠の溝も乾かす

カーテンの裾

窓に触れて濡れていないか

窓から少し離し、濡れたら洗って乾かす

ベッド・布団の壁側

壁側の面が冷たく湿っていないか

壁から離し、日中は立て掛けて乾かす

外壁側の壁紙

黒い点やシミ、浮きがないか

写真を撮って記録し、広がるなら点検を依頼

お風呂のおもちゃ・マグ・水筒のカビ

お風呂で使う中空のおもちゃは、握ると水を吹き出す小さな穴から中に水が入り、そのまま乾かないことがあります。中が見えないため、ある日押したら黒い水が出てきて驚いた、という話はよく聞かれます。穴の開いた中空のおもちゃは、使った後に中の水をしっかり押し出し、穴を下にして風通しのよい場所で乾かします。中まで乾かしにくい構造のため、定期的に買い替える前提で考えるのも一つの方法です。

ストロー付きのマグや水筒は、パッキン、ストロー、弁などの細かい部品の溝に汚れと水分が残りやすく、組み立てたまま置くと内側でカビが出ることがあります。毎回すべての部品を外して洗い、しっかり乾いてから組み立てる習慣をつけてください。洗剤や除菌剤、つけ置き用の製品を使う場合は、それぞれの製品表示と、マグや水筒の取扱説明書に従います。

  • お風呂のおもちゃは使ったら中の水を押し出し、穴を下にして乾かす

  • おもちゃを浴室に置きっぱなしにせず、網かごに入れて換気のよい場所へ

  • マグ・水筒はパッキンとストローを毎回外して洗う

  • 部品は水切りかごでしっかり乾かしてから組み立てる

  • 黒い点が取れないパッキンは、メーカーの交換部品を利用する

  • 塩素系と酸性の製品は混ぜない、続けて使わない

浴室そのものの換気も大切です。子どもと一緒の入浴は時間が長くなりがちで、浴室の湿気も多くなります。入浴後は換気扇を回し、おもちゃや洗面器、バスチェアを浴室の床に置いたままにしないことで、浴室全体のカビも減らせます。

哺乳びんや離乳食の食器、おしり拭きのケースも、水分が残りやすい子ども用品です。哺乳びんの乳首やふたの溝は洗い残しが出やすいので、専用のブラシで洗い、水切りをしてから保管します。おしり拭きのケースは、ふたの裏やパッキンに水滴がたまって黒くなることがあるため、詰め替えのたびにケースを洗って乾かすと安心です。

床のジョイントマット・プレイマットの裏

転んでも痛くないように床に敷くジョイントマットやプレイマットは、子どもが過ごす家では定番の品です。ただ、マットの裏と床の間は空気が動かず、こぼれた飲み物や食べこぼし、おむつ替えの時の水分が入り込みやすい場所です。札幌の冬は床面が冷えやすく、床とマットの間で結露が起こることもあります。

月に一度はマットを外して裏と床を確認し、固く絞った布で拭いてからよく乾かします。フローリングにカビや黒ずみが出ていたら、床材の表示や住宅の取扱説明書に沿って手入れをしてください。無垢材や一部の床材は、アルコールや洗剤で変色することがあるので、目立たない場所で試してから広げます。

マットを選ぶ段階でも工夫ができます。汚れた一枚だけを外して洗える小さなピースのもの、裏面に水が回りにくい構造のものを選ぶと、手入れの負担が軽くなります。部屋全体を敷き詰めるより、子どもが実際に遊ぶ範囲だけに敷き、周りの床を出しておくと、床の状態も確かめやすくなります。

賃貸住宅では、床のカビやシミが退去時の扱いに関わることもあります。気づいたら写真を撮って日付を残し、広がる場合は早めに管理会社へ相談すると、状況を共有しやすくなります。

ぬいぐるみ・おもちゃ箱・ベビー用品の保管

ぬいぐるみや布製のおもちゃは、よだれや手あかで汚れやすく、湿気を吸いやすい素材です。洗える物は洗濯表示に従って洗い、中の綿までしっかり乾かします。表面が乾いても中が湿っていることがあるため、晴れた日に時間をかけて陰干しするか、室内なら除湿機の近くで乾かします。

ふた付きのおもちゃ箱を壁際に置くと、箱の中や底が湿りやすくなります。ときどき中身を全部出して底を拭き、湿った物や食べかすが入っていないかを確かめます。壁から少し離して置き、ふたを開けておく時間をつくるだけでも違います。

思い出として残しておきたいおもちゃや作品は、量が増えるほど押入れの奥や物置に回りがちです。紙の作品や写真はとくに湿気を吸いやすいため、残す物を選んで数を絞り、室内側の収納にまとめる方が管理しやすくなります。残す前に写真に撮っておくと、万一傷んだ時の記録にもなります。

ベビー用品

しまう前にやること

保管場所の注意

ベビーカー

タイヤと布部分の泥や雪を落として乾かす

玄関フードや物置は冷えて湿気やすい

チャイルドシート

カバーを洗濯表示に従って洗い、乾かす

車内に置いたままの長期保管は避ける

ベビーバス・バスチェア

水気を拭いてしっかり乾かす

浴室に置いたままにしない

サイズアウトした衣類

洗濯して乾かし、汚れを落とす

外壁側の収納の奥や床付近を避ける

札幌の冬は、雪の日に使ったベビーカーを玄関フードや物置にそのまま置く家庭も多いと思います。濡れたまま冷えた場所に置くと、乾かずに春を迎えることになります。雪を払って室内で乾かしてからしまうか、せめて布部分だけでも外して乾かすようにしてください。

季節ごとに見直す点検のタイミング

子どもの成長に合わせて、家の中の使い方は年ごとに変わります。ベビーベッドが子ども用のベッドに、プレイマットが学習机に変わるたびに、家具の配置と湿気のたまりやすい場所も変わります。一度対策をして終わりにせず、季節の変わり目に家族で点検する時期を決めておくと、見落としを減らせます。

札幌では、暖房を使い始める10月から11月にかけてと、雪解けが進む3月から4月にかけてが、住まいの湿気の状態が大きく変わる時期です。暖房を使い始めたら、子ども部屋の窓際とベッドの壁側、外壁側の収納の中を一度確かめます。雪解けの時期は、玄関フードや物置にしまっていたベビーカーや外遊びの道具を出して、状態を見るよい機会です。

子どもが自分で片付けられる年齢になったら、濡れた物をそのまましまわない、使ったマグは部品を外して洗い場に出す、といった習慣を一緒に身につけていくのもよい方法です。家族全員が同じルールで動くと、大人が一人で気を配るより続けやすくなります。

  • 10〜11月:暖房開始後に窓際・ベッドの壁側・外壁側収納を確認

  • 12〜2月:毎朝の結露の拭き取りとカーテンの裾の確認

  • 3〜4月:雪解け後にベビーカーや外遊び道具を出して点検

  • 6〜8月:湿度の高い時期はおもちゃ箱とマットの裏をこまめに確認

  • 家具の配置を変えた時:新しい位置の壁や床の状態を確かめる

カビを見つけた時の掃除と、専門業者に相談する目安

子どものいる部屋でカビを掃除する時は、子どもを別の部屋に移し、換気をしながら作業します。薬剤は製品表示どおりに使い、使った後の水拭きと乾燥、換気まで含めて一つの作業と考えてください。子どもの手の届く場所に薬剤を置いたままにしないことも大切です。

拭いてもすぐに同じ場所にカビが出る、壁紙の下から黒い色が透けて見える、押入れや子ども部屋全体がカビ臭い、といった場合は、壁の内側や床下など見えない場所に原因があることがあります。当社では含水率測定で壁や床の湿り具合を確認し、必要に応じて浮遊菌検査(有料オプション)で室内の空気中の菌の状態を調べてから、対策をご提案しています。

カビ除去が必要な場合は、素材を削ったり強くこすったりせず、素材に合わせて調整した専用剤でカビを分解・除去し、仕上げに除菌を行うMIST工法®で対応します。施工の内容や使う薬剤、作業中と作業後の過ごし方については、事前にご説明しています。

よくある質問

Q. 赤ちゃんがいるので、カビ取り剤は使わない方がよいですか。

A. 使う場合は製品表示を守り、子どもを別の部屋に移して換気をしながら作業し、使用後は水拭きと乾燥を行ってください。表示に子どもの周りでの使用についての注意があれば、それに従います。不安がある場合は、使う場所を限定するか、専門業者に相談する方法もあります。

Q. 加湿器を使うと窓の結露が増えます。止めた方がよいですか。

A. 温湿度計で室内の湿度を確かめ、目安を大きく超えていないかを見ながら調整するのが基本です。窓の結露が多い場合は、加湿器を窓から離す、設定を下げる、朝の拭き取りと換気を組み合わせるなどで様子を見てください。加湿器のタンクの水は毎日交換します。

Q. 子どもの咳が続くのはカビのせいでしょうか。

A. 症状の原因は住まいの環境だけでは判断できません。気になる症状がある場合は医療機関にご相談ください。住まいの側では、湿気とカビを減らす対策を並行して進めることができます。

まとめ

赤ちゃんや小さな子どものいる家では、床に近い高さ、口に入る物、窓と外壁の冷えという3つの視点でカビ対策を見直すと、優先すべき場所がはっきりします。札幌では12月から3月の夜間に日最低気温の平均が氷点下になるため、子どもが眠る場所を窓や外壁から離し、朝の結露を拭き取る習慣が特に大切です。

お風呂のおもちゃやマグは分解して乾かし、ジョイントマットの裏は月に一度確認し、ベビー用品は乾かしてから室内側に保管する。掃除をしても同じ場所で繰り返す時は、見えない場所の湿気を疑い、早めに点検を検討してください。

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カビバスターズ北海道では、含水率測定や付着菌検査・落下菌検査(有料オプション)などの調査から、MIST工法®による除去、カビが生えにくい環境づくりのご提案まで一貫して対応しています。札幌市内をはじめ北海道全域からのご相談を受け付けています。

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